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Hiro's コレクション テディベSteiffア | Hiro's Collection Teddybear

アンティーク
Steiff -1943

Steiff

Steiff Animal
Schuco
Einco
Cramer
Chiltern
Chad Vallery
Merrythought
Dean's Rag Dog Bok Co.
Musical teddybear
Googly
Japanese
Other
Bonzo
Sooty
Toffee
Character
パンキンヘッド
Memorabilla
本
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ファーネル
Farnell Teddy Bear
ライン
ブランド
Farnell
年代
1914年頃
サイズ
46cm/18inches
メモ
ファーネルは、イギリスベアの中でもクオリティーが高いと言われている会社です。
くまのプーさんの作者A.A.ミルンの息子クリストファーロビンが 買ってもらったベアが、ファーネル社製のベアだったって話は、結構有名な話です。
実際くまのプーさんのイラストのモデルは、他のベアでしたが クリストファーロビンが、ロンドンのハロッズでお誕生日に買ってもらったベアがファーネルのテディベアでした。今はニューヨーク市立図書館に寄贈され展示されていますが、クリストファーロビンの買って貰った様なベアがベアが欲しくて気長に探していました。
この頃のモヘヤは、とても艶やかで良い状態です。
Sue Pearsonさんの所からやって来ました。 彼には、ボンゾーのガラガラが似合います。なんでかな~ぁ。
Farnell
Farnell Teddy Bear
ライン
ブランド
Farnell
年代
1920年代
サイズ
30cm/13inches
メモ
Nedの弟のHenryです。 この子もSue Pearsonさん所の子でした。 スーさんと一緒に恵比寿に来日ました。 Nedが抱ける大きさのベアが欲しいと思ってたんです。 Babyドレスで幼児になっています。 Nedと同じ様にガラガラを付けてやりました。 とても古いガラガラで、この子のベビードレスに似た模様の 浮き彫りいっぱいの物です。 この子の付けているタグは、1925年ごろから使われている白地に青文字の織りタグです。
Farnell Toffee
Alpha Farnell "Toffee"
ライン
ブランド
Farnell
年代
1950年代-1960年ごろ
サイズ
25cm/10inches
メモ
1950年代イギリスのBBC放送のラジオ番組「ママといっしょに」に登場するキャラクターの「トフィー」です。
Toffeeは Sooty同様とても人気のあったキャラクターでした。

チャドバレー社も1953年からトフィーを製造しました。
どちらのトフィーも殆んど宇宙人のようなプロポーションです。

ファーネルの赤と青の盾形のマークのタグが付いています。
普段ベアを選ぶ時、目と鼻の刺繍は、オリジナルでなきゃって
ちょっと拘っていますが、この子の場合、オリジナルの帽子とマフラーも どうしても外せない~っと思ってオリジナルものを探していました。オリジナルのマフラーと帽子は、ビックリするほどチープで、ちゃちなポンポンが付いています。
Farnell Teddybear
Teddy Bear -twin-
ライン
ブランド
Farnell
年代
1945年1950年ごろ
サイズ
45cm/17inches
メモ

チップドモヘヤです。頭の中は木毛が堅く詰まっていて、大きいめのグラスアイで可愛い顔です。
手はRexine paw pads(レキシンパット)です。
足の部分に盾形の赤と青のFarnell社のラベルが付いています。
この2体は、カナダのおばあさんが可愛がり続けて来た子です。双子のこの子達を離さずに可愛がると言う約束で 里子に来ました。

人絹だと思いますが、おリボンもお揃で オリジナルです。

ファーネル
Teddy Bear
ライン
ブランド
Farnell
年代
1950年代
サイズ
33cm/13inches ・ 16㎝/6.4inches
メモ
ファーネルの5ジョイントのスタンダードな形のピンクのベアと白いダッチパンツを履いたベアです。両方、赤と青の縦型のマークのタグを付けています。上の双子同様、初期のベアとは随分体型が変わっています。
ファーネル
Farnell 犬 ディンキー Dinkie
ライン
ブランド
Farnell
年代
1925年頃
サイズ
10cm/4inches ・ 16㎝/6.4inches ・ 25㎝/10inches
メモ
クオレ・プレストンのわんこキャラクターです。下の黒猫のブリンキーはお友達。ブリンキーとディンキー、ディンキーの方がメインキャラクターだった様で、絵本はもちろん、絵葉書、ドアストッパー、貯金箱、ぬいぐるみ、ゲーム、色々なキャラクターグッズが作られました。

シュタイフのPipは、このわんこそっくりです。このわんこの付けている星型のタグにもきちんとクロエとDinkieってキャラクターの名前も記載されてる事から、ライセンスを取って正式に販売されてたのがファーネルで・・・って思ってみています。

このディンキーもブリンキー同様、目が2種類有ります。虹彩のある(スパイラルアイ)のグッグリーと横に寄ったグッグリーアイ。やはり、クロエの原作に近いのは横によってる方のグッグリーですし、愛嬌があって可愛いのも横に寄った目のほうです。
ファーネル
Farnell ネコ ブリンキー Blinkie
ライン
ブランド
Farnell
年代
1925年頃
サイズ
25cm/10inches ・ 10㎝/4inches
メモ
クロエ・プレストンのイラストから生まれたキャラクターディンキーのお友達ブリンキーです。この猫が黒いからかもしれませんが時々、ボンゾーのお友達ウールーだって言うお店の方が居ますが、ウールーは顔が違うでしょう~って。このグッグリーアイは嵌ります。。。
ファーネル
Farnell ネコ ブリンキー Blinkie
ライン
ブランド
Farnell
年代
1925年頃
サイズ
10cm/4inches
メモ
上の大きいサイズのネコと同じくクロエ・プレストンのブリンキーと言うネコのキャラクターです。下のディンキー同様にファーネルの星型の紙タグにクロエとブリンキーの名前そして、J.K.Farnellの社名が印刷されています。

同じフォルムのブリンキーですが、目が違います。両方オリジナルの目なのですが、ピアノの上のブリンキーは目が端に寄ったタイプのグッグリーアイで、積み木の上のは、丸い虹彩のある目(スパイラルアイ)のグッグリーです。

目の作り方すると虹彩のある目の方が作るのが大変そうなのですが、このキャラクターの作者、クロエ・プレストンの絵に忠実なのは、横に寄った目なんです。同じ頃、EincoのFifiやTubbyがこのスパイラルアイだったので、良かれと思って手間の掛かるスパイラルアイが用いられたのでしょうけど、駄目出しが出たのかもしれませんね。シュタイフのBONZO、ディーンズのミッキーマウスなどメーカーと作家の間に見解の相違が合った作品も多かった。。。

同じ型紙、同じサイズのブリンキーですが、原作に忠実だと言う点で完成度が高いのは、横目のグッグリーアイのブリンキーに思います。
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ファーネル
Farnell 犬 スクヌッフィー Scruffy
ライン
ブランド
Farnell
年代
1920年代
サイズ
25cm/10inches
メモ
Scruffyと名前の刺繍入りのお洋服を着ているわんこです。ディンキーなどと同じ口元で彼らの型紙をちょこっと手直ししカールモヘヤで作ったって感じの印象です。青文字の織りタグを付けています。
ファーネル
Farnell アヒル
ライン
ブランド
Farnell
年代
1920年代
サイズ
20cm/8inches
メモ
おねぇ座りのような足のファーネルのアヒルです。青文字の織りタグを付けています。
ファーネル ミュージカル羊
ファーネル ミュージカル 羊
ライン
ブランド
Farnell
年代
1925-45年代
サイズ
27cm/11inches (体長)
メモ
ゼンマイ式オルゴール
曲名

ファーネルの青文字の織りタグを付けています。カールモヘヤがクルクルしてこのモヘヤで出来たベアがたまに居ますが、同じモヘヤだと思います。函座りっぽい伏せている姿です。ベッドのそばに置くとかわいい景色だったのでしょう。


+++ Farnell ファーネル社について  +++

歴史


年号 できごと
1840
ヘンリーとアグネス・ファーネルは、ノッテングヒルでピンクッションなど布製小物を作る(同族会社)家業を営んでいた。
1897

ジョン・カービー・ファーネルが亡くなった後、彼の息子ヘンリーと娘アグネス・ファーネルは、アクトンで "The Elms"って呼ばれてた18世紀の家でぬいぐるみを製造し始めた。

1908 最初のテディベアが作られたと言われている。
1921

有限会社となる。 新しい工場Alpha WorksがThe Elmsの隣に建てられた。デザイナーのシビル・ケンプと共にテディベアを作り始めた。

1925 Alpha の商標を使い始めた。ロンドンのハロッズデパートは、アルファベアを扱っており、このハロッズで『くまのプーさん』の元になったベアがクリストファーロビンの為に買われている。
1926 T B Wright が営業担当として入社した。
1927 アグネス・ファーネルが1月25日に亡くなった。
1928 ロンドンにショールームをオープンさせた。
1929 Louis Wolf & Coはアメリカとカナダにファーネル製品を販売
1931 廉価なユニコーンシリーズを発表。
1932 バーミンガムのWilliam Baileyとファーネルが両者の商品を販売する合意をした。
1934 火事で工場と商品を消失。
1935 広大なレンガ造りの平屋の工場をオープンさせた。アルファとテディシリーズは新しいChe-Kee、AlpacとJoy day人形と共に再び新製品を製造。ロンドンのNew Union Streetにショールームをオープン。
1940 工場は、戦争で破壊されましたが、再建された
1944 Henry Farnell 死亡。
1950's トレードマークが刷新された。ロンドンの西に新しいショールームをオープン。
1959 サセックスのHastingsに2番目のより小さい工場を造りスタッフを100人雇った。これは後に Olympia Worksとして知られ輸出用テディベアの製造した。
1960 マザーグースが洗えるナイロンの玩具シリーズのトレードマークとして登録された。
1964 子会社(アクトンToycraft)は、アルファーワークスを引き継いで、「Twyford Works」と改名しました。
1968 Fファーネルはファイナンシャル会社に売られ製造を終了した。
1996 メリートートがファーネルの社名を購入。そして、ファーネルのベアや動物のレプリカを作る。

ファーネルは、かなり早くからベアの製造を始めている。シュタイフより先にテディベアを作ったとも言われている。いずれにしても20世紀初頭からベアの製造を始めている。初期のベアには、蜘蛛の巣状の手と足の爪の刺繍がある。シュタイフなどのベアは、モヘヤ部分に爪の刺繍を入れるが、ファーネルの蜘蛛の巣状の爪の刺繍は、パッズに肉球の様に5つの爪とそれを繋ぐ刺繍で出来ている。鼻は四角っぽい形で、初期のベアの目は、黒x透明のグラスアイに裏から茶がペイントされている。(ペイントが取れてクリアX黒の目になっている事が多い)そして、足のパッズの下には、厚紙が入れられている。後に、黒x茶のグラスアイになる。鼻の刺繍は黒糸で(白いモヘヤのベアはベージュ色)両端が少し上に長いが1930年までには四角くなり第二次世界大戦後鼻は丸みを帯びる。1930年代にユニコーンシリーズというのは発表された。それまでのベアより日本人に取っ付き易い可愛らしい印象の顔のベアが多いが、詰め物も柔らかい為型崩れしている場合が多く初期のベアとは明らかに違うイギリスモヘヤを使ったベアでモヘヤの質が悪かったせいかモヘヤロスが激しいベアが多い。第2に世界大戦後、他のイギリスベア同様、鼻が短く、手足が短く小さくなる。タグは、1925年ごろから白地に紺の文字の織りタグが使われるようになる。1940年代には、赤と青の盾形の商標の入ったタグが使われるようになり、その後、1960年台には、白地に赤居ラインと白文字のタグが使われるようになる。この頃のベアにとても良く似た会社が、インヴェクタ社。
  • 1925年まで"Alpha Make" と書いたシュタイフのメタルタグのような周りが金属の丸い厚紙の紙タグが使われた。1925年に"Alpha Make" 5角形の紙タグも使われてた。
  • 1926年から1945年まで白地に青の文字の織りタグが付けられた。 "FARNELL'S ALPHA TOYS"と言うタグと"A FARNELL ALPHA TOY"と言う2種類が見られる。
    ファーネルタグ
  • 1945年以降1950年代サテンで盾形のマークに"Alpha"って書かれたタグが使われた。

    ファーネルタグ

  • 1960年代にサテン素材の"This is a Farnell Quality Soft Toy; Made in Hastings, England"と書かれセンターに 赤いラインがあってその上にFarnellと書いたタグが脇の縫い目などに使われた。,

    ファーネルタグ

 


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